総帆展帆

4月10日、平成23年度第1回目の総帆展帆に立ち会いました。
現地で2年前の工担と合流し、ひととおり作業を見てきました。

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みなとみらいも花咲く季節です。
でも、総帆展帆のときは天気がいいです。工事の時もこれくらい晴れてて暖かいといいんですが。

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南東、微風から無風、帆はあまりふくらまず。
午後4時、作業は何事もなく無事終了。
教官のみなさん、ボランティアさん、お疲れさまでした。
今後も安全な航海を。
bon voyage!

2月 みなとみらい帆船日本丸

日本丸
2月は日本丸の修理に1ヶ月を要しました。その間、多くの出来事がありました。
おそくなりましたが、ここにアップします。

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床板の張り替えのため、新しいチーク材を入手しました。

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チーク材を敷いていきます。
ボルトでチークを固定していきます。

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チークの左右の動きを固定するため、隙間にガラ紡を打ち込み、固定したあと
シリコンで頂面を封じます。

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一時は間に合うかと思ったのですが、何とか工期中に間に合いました。

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船は毎年検査を受けます。
船体内外のコンディションを確認してまわります。
これは舵のテスト。
船尾の舵輪を乗組員が総力あげて回しています。

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マストも修理しています。
ゲルンボードと呼ばれるマスト上の踊り場を修理するため、
足場を吊しています。
2月は寒いのですが、天候には恵まれ、無事全工事を完了しました。
※本工事は、船主である横浜市との契約により平成23年2月中に行われました。

機関換装 その2(出航まで)

機関換装工事 その2
1月中、海上試運転

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機関換装も無事終了し、晴れて海上公試運転となりました。
天候に恵まれて、予想以上の成績をおさめることが出来、滞りなく
無事終了しました。
これにて船舶検査は結了となりました。
工事の完了した機関室

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詳細をお見せできませんが、なにぶん小さな機関室で。
船長のこだわりが随所にちりばめられています。
1月末 出航
この日晴れて出航となりました。
これより本船は一人旅に出ます。
ブリッジに船長。

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上甲板に並んだ3人は搭載する主機の整備から本日の出航まで休み無く携わった社員です。
よくここまで頑張ってくれました。
いよいよ出航です。

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よい航海を! Bon voyage!
自分は工期途中から日本丸工事担当となっていたため、機関始動からこの日の出航まで立ち会えず、
代理の方にまとめていただきましたが、本当は立ち会いたかったです。
 
 船主や機関換装において助力していただいた業者さんのご協力があってこの船は完成しました。
多少のトラブルはありましたが、最終的に出航までこぎ着けられたことに、感謝の気持ちで
いっぱいです。
また、工事を担当した従業員も、初めての中大型ディーゼル機関の全開放から、機関換装といった
大工事まで全てが初めての経験であったにもかかわらず、最後までやり遂げたことで、各々の
心の中ですばらしい思い出と自信を作ることが出来たのではないかと思います。
ありがとうございました。

みなとみらい 帆船日本丸

みなとみらいに係留中の帆船日本丸の修理を昨年受注し、2月から工事に入っています。
本船は浮上おり帆を揚げれば走るので、ちゃんとした船舶です。
ですから毎年船舶検査も受けています。
でもこの時期の修理となると、晴れても寒いし雪か雨が降られたら寒さ倍増。
仕事も大変です。
といってたら、建国記念日の昨日、雪が降りました。
しかも吹雪。

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昨年の工事では工事初日から雨でした。
(工事初日、フォアマストの一番高いところにあるヤード(ロイヤルヤード)の修理のため取り外し。)

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雨と雪の日の作業は、作業員の士気が下がってしまうので、安全管理については特に
気をつけないといけません。
自分は寒いのと、高いところがダメなので、夏の低所作業を・・・と願うのですが、
冬の高所作業は毎年入ってきます。
船の維持のためですから仕方ないですが・・・。
本工事は船主である横浜市との契約により行われています。

1月25日 久里浜

曳船の主機冷却海水出口に油が混じるようになったので、といわれ、
ひとり出張。
色々点検して潤滑油冷却器を開けてみよう、ということで開けると、
貝だのゴミだので、中のチューブが詰まっていました。

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油漏れのチューブはすぐ見つかり、閉止栓を打ち、チューブを掃除して組立、
運転して異常なく運転でき終了。
船が小さいので、冷却器も手頃です。初めて冷却器をばらす船長にも手伝ってもらい2人で修理。
やり方を教えたので今度は船長でもできるでしょう。
不良を初期の段階から気づくことで、重故障を回避できます。
船長さん、よく気が付きました。

機関換装工事その1

【ハーバータグ1基1軸船】第1種中間検査 兼 主機関他換装工事

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本船 今年で39才!
船体は内外共に手入れが行き届いていて、すばらしい。
しかし、機関だけは年をごまかせず、今回交換となりました。

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最後の仕事である工作所への自力回航を終え、役目を終える主機関。
30年以上の長きにわたり、色んな作業に従事してきたことに感謝です。
お疲れさまでした。

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搭載される主機関は新型を搭載したかったのですが、色んな事情で断念し、
中古機関を当社従業員により総分解し、検査を受けたものを搭載します。
写真は総分解後ピストン挿入時です。

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陸揚げされる主機関。

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搭載する主機関
船長が見守ります。

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新しく製作した主機関にクラッチが座り、次に主機の搭載です。
開口に余裕がないので、写真のとおり主機関は斜めにして
入れることになりますから、このような光景になります。
船主さんの全面協力により、本工事は昨秋から行われております。
(本船の工事自体は11月からですが)
搭載後の工事はまだ続いていますので、続きはいずれお伝えします。

1月14日 館山

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トラブルを起こした船の調査で、館山・那古船形のドックまで出かけました。
波は穏やか、船の上架に申し分ない好条件です。

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本船のトラブルは、日頃のメンテナンス不足と不運が重なったものでした。
公開はできないのですが、日頃から気をつけて無理強いをしなければ回避できた
かもしれません。日頃の手入れを忘れずに。
上架した本船の調査を終え、帰り支度していると、日没時間が迫っていました。
日没5分前ですが。

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シルエットの富士山。
アクアラインを使いたかったのに、間違えて首都高の横羽線上りを使ってしまい、
仕方ないので、陸回りで3時間かけて館山までのドライブ。
帰りはアクアラインで半分の時間で無事会社へ帰還となりました。
会社では新年会があったのですが、着いた頃には終わっていました。

2011年スタート

2011年がスタートしました。
事務所を以前の建物に引っ越しし、生麦に移転した当時の姿に戻りました。
空いた旧事務所(運河沿いの建物)は現在空っぽでお化粧直し中です。
来社されるときは気をつけてください。
今年も船舶修理課は、日本国内外の海運の維持向上のため、機械整備課(陸上機器整備)は
工場設備の維持、皆さんの生活の下支えを担っている設備の維持のため、微力ながら
お手伝いしていきたいと思っています。
今年一年よろしくお願いします。

ブログはじめます

本日からブログを開設します。
宜しくお願いします。
会社は上架船の修理、沖修理、陸上プラント修理や機器製作等いろいろやっています。
今後紹介します。
今年の営業は昨日で終了となりました。
今日は、上架船の塗装と少しの修理で、何人か出ていますが、
基本的には閑散としています。

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年越し準備と大掃除、1日かけてやってくれました。

久しぶりににぎやかな船台で年越しです。
東京湾の小さいドックは忙しいところもあれば、暇なところもあり
(ここは後者ですが)、暇なところは奇跡でも起きないと残れない
状況です。大手も統廃合で浦賀、豊洲がなくなりました。
それでもドックを必要とするお客さんのために、頑張らないといけません。
一人でも多く海運に関わる仕事を知ってもらい、今後の海運を考えてくれる
人が一人でも増えてくれるよう祈るばかりです。
では、良い年をお迎えください。