昨日陸揚げしたエンジンの分解に入っています。
いすゞV12のクラシックです。仕上げ班はV12は初めてですが、機構を理解していれば
問題ないと話して施工していただいてます。
30年近いエンジンですが、悪い個所を探さないと部品も手配できません。
チェックポイントが多いエンジンですので、気が抜けませんが、
技師であるこちらとしてはエンジンの調査も大事な仕事です。
横浜工作所従業員のブログ・・・弊社は船舶修理、陸上機械整備、油圧ホース関連の仕事をしています。 詳しいことは、弊社ホームページ( www.yew.co.jp )をご覧ください
過給機のサージングについての相談を受けていました。
減速時の症状なので、過給機本体と考えていましたが、
ブロワウォッシュを使用していると聞いたので、念のためパソコンを持っていきました。
過給機のローターの回転に問題ないので、念のためインタークーラーを点検します。
持参したパソコンに、amazonで買った内視鏡をつないで見てみます。
コアにカーボンや乳化した油が付着していないので、問題なし。
明日の航海があり時間がないので、詰まりかけのエアフィルターを分解し清掃して様子を見ます。
船底外板が汚れているらしいので、それも原因の一つにあるでしょうね。
それにしてもこの内視鏡、安かったのに意外とよく見えました。